先物取引所の役割と上場商品

どのような金融商品にもリスクはつきものですが、商品先物取引も例外ではありません。短期間に大きな利益を得ることもあれば、元本を割って損失が出ることもあります。商品先物取引を行なう上でメリット・デメリットをきちんと理解して取引に望んでください。

【先物取引のメリット】

(1) 買いからでも売りからでも取引することが出来る

商品先物取引は、株式と違い売りから取引に入ることが出来ます。株取引では将来値上がりすると予想して買いを入れますが、商品先物取引では将来値下がりすると予想して売りから入り、予定通り値下がりしたところで買い戻し利益を得ることが出来ます。株式の信用取引でも売りから入ることは出来ますが、特定の銘柄のみとなっています。しかし、商品先物取引はどの銘柄でも売りから入ることが出来ます。これによって値上がり値下がりどちらの局面でも収益機会が生まれることになります。

値上がりを予測して買付けた場合、値下がりを予測して売付けた場合

(2) 少額の資金で大きな取引が出来る

商品先物取引は、総取引額の数%程度の証拠金を差し入れることにより取引が出来ます。株式の信用取引では取引額の30%程度が証拠金として必要であることをみても、商品先物取引はより少額の資金で取引が出来ます。また、信用取引では日歩や金利がかかりますが、商品先物取引にはありません。

現物取引との比較

(3) 短期間でも収益機会が豊富

商品先物取引は商品銘柄にもよりますが、値動きが大変大きく短期間でも利益を追求することが出来ます。ガソリンや灯油は値動きが荒いことで有名です。

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【先物取引のデメリット】

(1) 元本保証ではない

商品先物取引は株式と同じく投資資金に対する元本保証はありません。株式は万が一投資した企業が倒産しても元本を超える損失はありませんが、商品先物取引は場合によっては元本を超える損失が出ることもあります。

(2) ハイリスクな取引

少額の証拠金で大きな取引が出来るメリットがありますが、反対に予想した方向と逆に相場が動いた場合、大きな損失が出ることがあります。損失は元本を超えることもありますので、資金には余裕を持ち、時には損失が大きくなる前に損きりすることも必要です。

価格の上昇、下落と転売の図

(3) 追証がある

追証とは、相場が変動し損失が出た場合、追加で証拠金を納めなくてはいけない制度です。これは相場変動による含み損が拡大し、総取引量に占める証拠金の割合がある一定値下回った場合に発生します。追証を納めた後も、さらに予想した方向と逆に相場が動き損失が拡大した場合、再度の追証が発生する可能性もあります。相場が自分の予想した方向と逆に動いた場合は、損切りをすることも必要です。

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